ハイクカムSP3と折れた特殊警棒とミステリー
ハイク3様が頑張って色々と撮影して下さってるのですが、動画の編集とか諸々のややこしさが私にクリティカルヒットしており、なかなか動画をupするという事に至りませぬ。
前回獲れたシカですが、駆除の期間ですので色々と写真を撮らねばならず、しかしマーキングスプレーなど持ってなかったので急遽買い出しに走り(この時既に夕方)、いざ写真を撮ろうとした時には夜になっていて周囲は真っ暗、ヘッドライト1つでシカ全体と書類を写すのは至難の業でしたので、翌朝明るくなってから撮ろうとシカを罠から外して少し広くて分かりやすい場所に移動させ、一旦帰宅しました。
翌朝早くに写真を撮りに行くと、死体が無い
え?!え?!何それどういうこと?!と脳が混乱し、(もしかして場所を間違えてるのか??)と思ったのですが、目印に地面に立てた大きめのスコップは目の前に刺さってるし、ここに死体があったのは間違いありません。
よくよく考えてみると、私が死体を発見した時には獲物の足を締めるハズのねじりバネは外れていて、ワイヤーが少しでも緩むと簡単に抜ける状態でした。にも関わらずシカの足に掛かったワイヤーは不自然に引っ張られていて、シカの足に食い込んでいる状態でした。
その日私が罠に近付いた時にも、シカは死んでるのに「ガサガサ」と何か動く音がしました。
そして極め付けは
やはり私のシカを奪ったのは貴方でしたか
罠の近くでハイク3様が撮影して下さったツキノワグマです。彼が持ち去ったという事でほぼ間違いありません。
ちなみに3様には少しでも情報を稼ぐ目的で最長の2分間撮影して頂いてるのですが、2分は長過ぎるパターンが9割で、動画を短く切りたいのですが、そんな簡単そうな事すらまだ出来ないのです。なので苦肉の策としてこのようにPCを携帯で撮影しました。
ところでこれは折れた特殊警棒です。警棒の威力についてはまだ実戦で使って無いのでよく分かってませんが、やばそうなのは振ってみれば何となく分かります。
元々獲物の止め刺し前に気絶させる為に買った物ですが、クマがウロウロしてるというのがハッキリ分かったので、クマ撃退用も兼ねてました。
そもそも遭遇しない工夫はしてますし、こんな物で倒せるとは思ってませんが、マトモに振ってマトモに当たれば人の頭蓋骨も割れるという事らしいので、万が一鉢合わせた時に追い払うぐらいの事は出来るかも知れません。
ちなみにこの警棒は伸縮出来るタイプです。
これが折れた経緯は、振り出して伸ばした状態から元通り縮める時に「硬い地面に叩きつける」という実に漢らしいやり方が「公式」のやり方で、なかなか縮まなかったため、近くの木を強めに殴ったら真っ二つに折れて半分から上がFLY AWAYしたのです。いつまでもふたーりーこのままー
これは少し安めの棒(それでもそこまで安くはない)だったので、素材が悪かったのかな、とあるお店のオリジナル製品でした
次は品質に定評のあるらしいASPの警棒を買ってみて、それでも難が有れば特殊警棒以外のモノを探します。
やはり人生で何万回でも思う事、それが安かろう悪かろう。それが真理、フライアウェイ