カリン 酒造り その1

愛媛県産のカリン (花梨)が届きましたので、色々作っていきたいと思います。

わかりやすい

まだ青いので追熟させていきます。

幼少の頃僕は喘息持ちだったため、実家で漬けてたカリン 酒とかカリンシロップをよく服用してました。咳に対してかなり効き目があったという記憶と、市販の風邪薬があまり効かない気がする事と懐かしさから、今年から作ってみようかなと。

ネットによるとアミグダリンという成分が咳に効くという

カリン の追熟方法やら洗い方などはネットでも色んな人が色んな意見を撒き散らかして下さってるので、１つに絞りきれません。何が正解なのか、そもそも正解はあるのか。

さらに今回そこそこ大量に注文してしまったので、半分ずつやり方を変えてみます。

一応向かって右側が洗った物、左側が洗っていない物です。40℃ぐらいのお湯とスポンジで洗いました。

良く洗えという意見が凄く多くて、中性洗剤を利用する人も結構いらっしゃるようです。実際洗ってみると理由がわかりました。

お湯とスポンジでゴシゴシ洗ったにも関わらず、洗ったあと拭いたタオルがめちゃくちゃ汚れる。

皮も利用する食材に対して普通の台所用洗剤を使用して洗うという行為に対して抵抗がある人が多いと思います(僕もそうだった)が、飲食店で働いてた頃は普通にレモンやライム等洗剤で洗いましたし、むしろ体に悪そうな農薬やワックスなどは洗剤を使わないと取れないということも分かります。カリン の謎汚れもお湯だけでは落とせそうにありません。

多分良く洗えば多分大丈夫ですので台所用洗剤で洗う事をお勧めします。多分大丈夫。多分絶対は多分無いけど多分何事も多分。おなかすいてきた

あと酒を飲めないタイミングの為にハチミツ漬けを作ります。

一応今回のメインはウォッカ漬けです。ホワイトリカーなら何でも良いんですけど

前から興味があったシロックへの漬け込み。

あとはスタンダードなウォッカと言っていいのかわかりませんがビンの特性上漬け込みに向いてそうな

アブソリュートウォッカにも漬けて比較出来たら良いなと。

本当はプレミアムウォッカ繋がりでグレイグースと比較したかったんですがビンがアレなのでとりあえずこれで。財布に優しく生きていきたいものです

ちなみにシロックは葡萄を原料として5回蒸留してあるプレミアムウォッカと呼ばれる物です。殆ど飲んだ事はありませんが評価は高いですね。どうせ漬け込む前に少量抜くので試飲もしてみます。

葡萄が原料なのでフルーティーという話ですが5回も蒸留してどれだけ風味が残ってるのか・・まぁ経験上葡萄の風味が他を邪魔する事は無いでしょうから、心配はしてません。むしろプラスに働いてくれる事でしょう

アブソリュートウォッカの原料は冬小麦だそうです。ウォッカって感じですね

そしてつい今しがた謎の番号から電話が掛かって来て、シロックの容量が750→700mlに変更になったと。非常に申し訳なさそうなトーンで200円割引きにするので許してもらえませんかという電話でした。そんなに気にしなくていいのよ。50ml200円かぁ・・リポビタンの良いヤツよりちょっと安いんですね。

まぁ容量変更なんて良くある話なんで全然問題ありません。風味が変わったとしてもむしろ今後の基準が分かるわけですし。

カリン 追熟の様子　とりあえず一週間放置した所

こんな感じでした。最初に比べると少し色が変わって来てますね。

そして洗っても洗わなくても大した違いは無い印象です。

ただ追熟させるなら虫とかが付いてる可能性を考えて、先にお湯なり洗剤なりで洗っといた方が良いような気がします。大事な大事な気持ちの問題

バナナ追加

正直カリン だけではなかなか追熟が進まず、先に腐ってしまうんじゃないかと不安になりました。ヤフー大老師に相談するとリンゴとか入れるとイイヨ！と仰られたので、とりあえずバナナを入れてみました。

体感的にかなり熟成速度が上がった気がします

さらにバナナ追加・・時は加速する

バナナ

写真撮り忘れたんですけど、最後の写真の左上のカリン はかなり良い感じに熟れたので、待ちきれず1個だけ処理しちゃいました

一番やりたかったカリン inシロック完成！！

ちなみに無糖です。

そして困った事にカリン 1個でこの瓶パンパンになりました。カリンあと13個あるんですけど・・

あとシロック飲んでみましたが、フルーティというより爽やかという感じ、なんと言ったら良いのか、グリーンガムみたいな風味があるけど後を引かずスッと消える。

当たり前ですが常温で飲むとフルーティさを掻き消すだけのアルコール臭がします。

敢えてシロックだけで飲むならオンザロックを激推しします。あとは瓶ごと冷凍庫入れてグラスも冷凍庫で冷やしてストレートかなぁ

まぁウォッカをそのまま飲む味わいが本当に好き！って人は少ないでしょうけど、シロックなら好んで飲む人が居ても不思議ではないと思いましたまる

めいめいがおのおののすきなもんのめばいいのさ酒なんて

カリンを捌くの初めてで、全く余裕が無かったので途中の写真撮るの忘れてましたが、まだまだカリン は残ってるので、次は色々撮っていきたいですと思ってますすみません

とりあえず巷で言われる通りカリンはかなり硬いのと、こういう瓶は口が狭い。あとタネが恐ろしくヌルヌルします。キッチンハイターが指についた時と同じぐらい。少し不安になりますが種も大事らしいので入れましょう。毒とかあるらしいですが全ては酒が解決してくれるそうです。たのもしい。

追熟に手こずってるのでまた次の出来たら書きます。とりあえず次はアブソリュートウォッカとハチミツ漬け

カリン買いすぎたかなー

つづく